美白化粧品の選び方。成分からわかる、本当に使うべきコスメ

「ホワイト○○」、「美白○○」と書いてあるパッケージの化粧品、てっきり美白成分が配合されているものだと思って、成分を確認せずに購入している人は多くいると思います。

そういったパーケージでも、実は美白成分が配合されていないものもあります。

せっかく買ったのに効果が出なくては意味がありません。

美白化粧品を求める際は、必ず美白成分を理解し、ちゃんとそれが配合されているかを確かめましょう。

シミ対策には“本当の”美白化粧品を使いましょう

本当の美白化粧品を手に入れるためには、まずは美白成分にはどんなものがあるのかを把握しておく必要があります。

主なものとしては「ビタミンC誘導体」「コウジ酸」「ハイドロキノン」「油溶性甘草エキス」などが挙げられます。

ただ成分を覚えるのが苦手!という方もいますよね。

そこで選ぶポイントとしてもう一つ覚えておいてほしいのが、「医薬部外品」かどうかというところです。

医薬部外品とは、医薬品と化粧品の中間に位置し、厚生労働省が有効性を認めた成分を配合したものを指します。

美白用の医療部外品であれば必ず美白成分が入っています。

ただ必ずしも医薬部外品が効くというわけでもありません。

肌の相性もあるので、いろいろ試してみるといいでしょう。

紫外線によってシミができる流れと美白成分の働き

シミって気付いたらできていますよね。

そのためほとんどの人は、シミができる流れや美白成分がどんな働きをするのかなど、あまり詳しく調べて使っている人は少ないと思います。

そこで、シミのできる過程や美白成分の効果についてまとめてみました。

シミのできる過程

1.紫外線が当たりメラニンを作る指令が出される

まず肌に紫外線が当たると、表皮細胞からエンドセリンという情報伝達物質がメラニンをつくる指令を出します。

そこからメラニン色素をつくる「メラノサイト」を起動させ、シミができるもとができはじめます。

2.メラニンがつくられ始める

エンドセリンなどの情報伝達物質がメラノサイトに届くと、メラノサイト内でメラニン色素の生成が始まります。

「チロシン」というアミノ酸に対してメラノサイトにある「チロシナーゼ」という酸化酵素が働いて、メラニン色素へと変えていきます。

3.表皮細胞へ送り込まれる

メラノサイトでつくられたメラニン色素は、表皮細胞へと徐々に受け渡されていき、ターンオーバーとともに角層へ上がっていきます。

4.シミになる

何らかの原因でメラノサイトの活動が過剰になっていき、メラニン色素がつくられ続けると、これが結果シミとなってあらわれます。

またターンオーバーが遅くなることで徐々に古い角質が溜まっていき、余分なメラノサイトが排除されなくなったことでシミになることもあります。

美白成分はいっぱい!それぞれの特性を知って自分に合った成分でケアを

さきほど少し紹介した、美白用の「医薬部外品」で配合されている美白成分を紹介します。

それぞれの効果や特徴を知っておくと、今後化粧品選びもしやすくなりますよ。

ビタミンC誘導体 アルブチン コウジ酸 エラグ酸 ルシノール
ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもの。抗酸化作用や、毛穴開き、エイジングケアにも有効。 コケモモから抽出され
た成分。メラニン色素に作用するチロシナーゼ抑制作用がある。
みそやしょうゆなどの
コウジ菌由来の成分。チロシナーゼ抑制効果がある。
いちごから抽出された
成分で、チロシナーゼ抑制作用がある。
北欧のモミの木に含まれる成分をヒントにして作られた成分。チロシナーゼ抑制作用がある。
リノール酸 カモミラET m-トラネキサム酸 4MSK エナジーシグナルAMP
サフラワー(紅花)油
などの植物油から抽出され、チロシナーゼ抑制作用がある。
ハーブのカモミールに
含まれる成分。抗炎症作用をもつ。
抗炎症剤として使われたトラネキサム酸を美白成分として開発したもの。 慢性的なターンオー
バーの不調に着目して開発された成分。メラニン抑制作用もある。
シミ・そばかすなどの
根本原因に、皮膚細胞のエネルギー代謝の低下が関係することに着目して開発された成分。
マグノリグナン プラセンタエキス D-メラノ ロドデノール TXC
植物に含まれる天然
化合物をモデルにしてつくられた成分。チロシナーゼの成熟を阻止する働きがある
豚の胎盤から抽出された成分。チロシナーゼ抑制作用がある。 ナイアシン(ビタミンB3)のこと。メラニンの過剰生成を抑えつつ、メラノサイトから表皮細胞の受け渡しをブロックする。 白樺の樹脂に含まれる天然物質。チロシナーゼ活性を阻害することでメラニン生成を抑制。 トラネキサム酸セチル
塩酸塩のこと。肌内部でメラニンの過剰な生成が始まる時に起こる主要因子の連鎖反応を食い止める。

美白化粧品は1年中使うべき!シミができてからでは遅い

シミが気になり始めてから慌てて美白化粧品に手を伸ばす人も多いと思います。

しかし美白化粧品というのは、これからつくられるメラニン色素を減らすように働きかけるもので、できてしまったシミを消すことはできません。

美白化粧品はシミを消すものではなく、“シミが作られないように予防するもの”とまずは心得ましょう。

そのため美白化粧品はシミが気になり始めてからではなく、毎日使い続けることが大事です。

紫外線というと夏に降り注ぐイメージですが、実際は年間を通して降り注いでいます。

なので夏にしっかり予防すれば大丈夫!というわけではないのです。

美白化粧品は1年中使い続けましょう。

ただ美白化粧品には化粧水、美容液、クリーム、パックなどさまざまなものがあり、何を使えばいいのかが分からない方もいると思います。

毎日使うとなれば、使い心地の良さも考えて決めた方がいいです。

テクスチャーが軽くべたつきの少ない物を選んだり、価格的にも続けやすいものにすると良いでしょう。

正しい美白ケア方法。間違ったケアを続けていると逆効果

美白ケアをする際、間違った方法でケアをし続けると、逆効果になってしまうこともあります。

例えば、美白化粧品を強くすりこむように塗っていたり、マッサージしながら塗っていたり・・・これって全部NGなんです。

肌に刺激を与えてしまうと、シワやシミの原因になってしまい逆効果なので注意してください。

正しいケア方法は以下の通りです。

  1. 手のひらに適量の美白化粧品をとって、両手で頬を包み込むようにして肌になじませます。(ビタミンC誘導体などの抗酸化力があるものは、朝使うと紫外線対策にもなります)
  2. 目元のケアをする際は、中指と薬指の指先をくっつけてキツネのような形にして、トントンと軽くたたいてなじませます。間違っても強くこすったりなどしないようにしてください。

正しいケアを行えば効果も出やすくなります。

肌のケアはやさしく行いましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする